【読んでみた】リクルートの女性力
みんな留年してるかーーーーー?
前回の1%の人になる方法に引き続き、\\リクルートシリーズでお届けしています//
今回は、リクルートの女性力について!
『Rの女は強い』『女性が働きやすい環境』って噂をよく聞きますが、その真相について迫ってみたいと思います。
リクルートの成り立ち
リクルートは、昭和30年代に創設者の江副浩正氏が東大時代に立ち上げた学生サークルが発端
当時、就職情報といえば学内の掲示板に各社の募集要項が乱雑に貼られているが一般的だった。そんな中、江副さんは大学新聞広告社を立ち上げ、各社の募集要項を一つまとめた就活冊子をつくった。それが、リクナビの始まりというわけ。
当時の男尊女卑が功を奏し
会社が大きくなるにつれ、人が必要になる。しかし、会社は今でいうベンチャー企業。しかも、造船などの重工業が就職人気NO.1だった当時、広告業は就職偏差値でいえば最底辺。まともな大卒生が好んで入ってくる業界ではなかった。
そこで、『女性』に目をつけた。給料は一般的な女性社員や高卒がもらえる金額の1.5倍ほど。男尊女卑がまだ強かった当時、重工業など男の世界では同等に扱ってもらえない優秀な女性がこぞって応募してきた。
これが発端となり、リクルート=女性が活躍できる会社、ダイバーシティを受け入れる会社になった
当時の社会的女性の地位をうまく利用したのがよかったということ。今では想像できないけど、男尊女卑って本当にあったんだな。。。
この本を読んでまずわかったこと
①女性が働きやすい環境=みんなが働きやすい環境
②『リクルート向きの女』ってのがいる
女性が働きやすい≠女性に優しい
よく『女性に優しい企業』ってのを聞きます。福利厚生がしっかりしていて、産休がとりやすくてフレックス制を導入してます。みたいな。
それでいうと、リクルートは全然女性に優しい会社ではない。女とか男とか、そんなの全部通り越して一人間として働きがいのある会社。やる気のある本気の人間が同じスタートラインに立てる会社なのだ。
自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ
やる気のある人間は自分で仕事を作る。その点でいうと、女性は自分の役割を自分で見つけ出すのがうまい。
狩猟時代も農耕時代も女性は家を守る存在だった。仲間と協力して家事や炊事、育児をこなしてきた。その中で自分の不得意と仲間の不得意をうまく掛け合わせて、最適の方法で生活を送ってきた。
自分の役割を即座に判断し、グループに対して自分が貢献できる価値を見出すのがうまいのが女性。
リクルートの様なボトムアップの企業ではそういった能力が大事。逆算的に女性が活躍しやすい場であるといえる。
女は納得しないと動かない
男は頭から物を言われて多少納得しなくても『はい』と答える。女は心底自分で腹落ちしないと行動に移さない。
リクルートは『ちょっと大きい靴を履かされてる』『履きにくいピンヒールで坂道を全力疾走してるみたい』などと例えられることがよくある。
自分に大きな負荷をかけるからこそ初めてみえる世界がある。大量の仕事の中で初めて人は効率化を本気で計ろうとする。初めて自分で工夫しながら優先順位をつける。
上司に『このやり方でやって』と言われるわけじゃない。実際に自分で納得して、自分で工夫して仕事をしていく。
『大量の仕事を任せる』というリクルートスタンスが、女性の特徴である『納得してから動く』にとても良い効果を発揮している
リクルートってブラック??
リクルートは、女性みんなにとって良い会社なのか。いや、全然違う!!
まず根底に上昇志向のない人にとってリクルートはただの辛い会社だ。ただのブラック企業だ!!これは男女問わず。
自分で機会を作り出して工夫して仕事をしていく意思のない人にとっても辛い。リクルートはあくまで仕事をしたい人が入るべき会社。作業をしたい人がいく会社じゃない。
ブラックブラックってよく言うけど、それは向いてない人がいったらどんな企業もブラックだよ。
会社を踏み台にして、世の中変えてやるぜ!!!って人にはリクルートは願ってもない会社だ。
リクルート向きの女
いわゆる肉食系女子!
自分から手を挙げ、自ら機会を作り出し、淡々とこなしていく。そんな自立した女性がリクルートに向いている
リクルートの人事に聞く、欲しい人材の条件
・成功体験のある人
・考え方が柔軟な人
・人に好かれる人
・セルフモチベーションが高い人
・自分よりも仕事ができる人
最後の自分よりも仕事ができる奴。って条件がリクルートらしいなと思った。
まとめ
リクルート=強い女性が集まる会社
強いってのは、仕事ができるとか勢があるってだけではない。よく周りを見ていて気配りができる。懐が深い。人に優しい。感受性が高い。って多様な意味を含みます。
人が好きで、仕事が好き。って女性にはとことん働きがいのある会社だなって感じました。
人材輩出会社といわれるリクルートには、その人材を育てるだけの養分たっぷりの土壌がある。褒める文化や、ボトプアップで失敗も歓迎してくれる風土。女も男も関係なく、本気の人には本気で返してくれるそんな熱い会社だな。と思った。
以上!